2度目のメリー・クリスマス 2nd Christmas with Fujiko

    今年で二度目の、フジ子と一緒のクリスマス。


    今年は、お休みの都合で、我が家では23日にお祝いしました。

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    日本の天皇陛下は、ほんとに素敵な日にお生まれになったなぁ。



    昔むか~し、ヨーロッパのとある国でお世話になっていたころ、クリスマスになると遠方の家族が続々の帰省してきて、24日まだ昼間の明るいうち、駆け込みのショッピング客がいても、店はさっさと店じまい。通りには人っ子ひとりいなくなり、家の中は美味しい匂いが立ち込めるなか、日が落ちると家族は寒さの厳しい窓を少し開けては、交代で目をこらして東の空の番をした。

    一番星を見逃さないために。


    そして一番星が出ると(東方の三博士の故事によるらしい?!)、


    「メリー・クリスマス!」

    といって、ツリーのてっぺんの星を飾った。



    そして、乾杯をしながら、手に持った聖餅を割ってお互いの口に入れて、祝福を願う。


    それが全員ひとめぐりしたら、家族のクリスマスの聖餐が始まる。


    食卓には、人数より必ず一人分、多く席が用意されている。


    その日突然訪ねてくる人がいたら、それは「イエス様の使者」として、大切にもてなされる。


    一人暮らしのお隣のマダムが招かれたり、時には、ほんとうに駅で出会った一人ぼっちのおじいさんを家に招く家族もあったりした。



    それが、クリスマスなんだぁな・・・と、なんだかとても温かい気持ちになった。


    そんなことを、クリスマスになると、いつも思い出す。


    ******




    我が家は日本式(ってありなのか?!)に天皇誕生日にお祝いです。


    二人とも、最近はあまり量も飲めないので、シャンパンを一瓶開けると、その日のうちに・・・というのが難しい。


    なので、「1番星」どころか、まだまだお昼の午後3時よりスタート。


    雨が降っていたから、どっちみち日もでていないし、星も見えないから、いいですよね。


    「メリー・クリスマースッ かんぱ~い!」


    お昼から飲むって・・・・し・ふ・く


    フジ子には、りんごと皮のところをとったチキンを少しで、小さなお皿を食卓に用意しました。


    うちでは、フジ子も、イエス様のお使い?!の役だね。


    もちろん、フジ子は瞬殺食べ。


    いちばん最初は、


    「なにするんですかっ!?」

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    て顔して、手でひょいっとはずして逃げたサンタさんの帽子も、なんだか慣れたのかすっかり定着。


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    「次は、なんのウマウマですか?」



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    私がキッチンに立つたびに、期待にいっぱいの目で見つめるフジ子。


    ごめんよ、フジ子。


    フジ子のは、さっきのでおしまいなんだよ・・・・。

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    「ふ~ん。なぁんだ・・・・。つまんないの。」


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    「もう・・・寝ちゃうんだから。」


    そして、ダラダラと飲み、話し、一年を振り返っていた飼い主がようやくデザートに辿りついたころは、夜も更けており・・・。


    しかし、ケーキとともに出てきた大好きな「りんご」の匂いを嗅ぎつけたフジ子姐さんは・・・・


    「そ、それはもしや。」

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    「きりっ」

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    「マテ、ですね?」 (か、かわいい・・・。)


    あんまりかわいいから。


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    トナカイさんをつけてみた。


    「リンゴがギャラなら、いいですよ。」


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    「写真はいいから・・・・早く、もひとつ、くださいな。」




    「フジ子がいてくれることが、最高のプレゼントだね。」


    と言っていたクリスマスの会話。



    「いいか、フジ子。虹の橋を渡る日がきたら、リンゴの木を目印に、オトーサンとオカーサンを待っているんだぞ。」


    などと言い聞かせ、ちょっと感傷的になっていたダンナさん。


    私も少し感傷的になってしまった。


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    「むぎゅ~

    (写真をみると、ただの酔ってからむハハでした) メイワクだっていうの。

    「だから、もひとつ、早くくださいな・・・・


    はいはい、ごめんね。



    来年のことをいったら、鬼が笑うかもしれないけど、やっぱり来年も、こんな風に笑いたいなぁ・・・。


    ありがとう、フジ子。



    本年中は、フジ子&未熟な飼い主を温かく見守ってくださり、たくさんフジ子をかわいがっていただきましたこと、本当にありがとうございました。

    来年もどうぞよろしくお願いいたします。


    皆さまの来るべき一年が、沢山の笑いと健康に満ちた一年でありますように


    沢山の感謝を込めて。



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    「メリー・クリスマース

    テーマ : 犬との生活
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    初恋 First Love

    フジ子が初めていった獣医さんに、

    「この子は、日にちゃんと当たらずに育ったんだろうなぁ。クル病みたいなところもあるなぁ・・・。」


    と心配顔で言われたことがありました。


    フジ子の骨格が全体的にとても華奢で、かなりのX脚(それで『股関節形成不全』が疑われたりもしたのですが)、そしてあばら骨の膨らみが十分に張り出していなくて細っていたりするものですから、肺活量が足りないのか、走ったりすると、すぐ咳き込んだりします。


    そのことが気になっているものですから、特に冬は、よくフジ子をお日様にあてて十分に運動させよう!と思い・・・・


    呼び戻しもきちんと効くようになってきましたので、


    ひと気のない時間限定ですが、散歩のとき、ときどきフジ子を日当たりのよい芝生で放してやっています。



    「フジ子、走るのだ!」



    嬉しそ~うな顔をするものの

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    自由に走り回るということもなく

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    日向ぼっこして

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    あくびして

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    始終こんな感じ・・・です。


    私が一緒に走れば喜んでくるくる走りまわるのですが、いかんせん私の息が上がってそんなには走れません。


    一緒に走る相手がいないものだから、やっぱりすぐにフセしてしまう。


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    「おうちに帰りましょう。」


    家に帰ると・・・

    相変わらずこんな調子で、

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    「ぱっか〰ん。」


    で、寝ています。


    「今日は、フジ子をお日様にいっぱい当てたよ~。だって、ほら、いつか『クル病』っていわれたじゃない?」


    とダンナさんに報告すると、


    「『くる病』っていうのは、幼児期とか成長期のビタミンと日照不足じゃなかったか?今頃当てて、効果ってあるのか?」



    えっ、そうなの


    でも、気は心です。


    これからもフジ子の健やかな成長を願って、フジ子を日に当てようと思います。






    そんなフジ子に、先日「出会い」がありました。



    いつもの芝生で遊んでいると・・・・



    遥か彼方から、駆け寄ってくるワンちゃんが。




    お二人連れのマダムにつれられた、フジ子と同い年のシンちゃんという男の子でした。



    初めまして!なのに・・・・

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    会ってまもなく、



    オチリをクンクンしたあと、

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    示し合わせたような動きで追いかけ合い・・・・


    2匹とも後ろ足立ちになり、前足をつっぱらかって「シーズーxコギプロ」。


    おぉ〰、これがいつもコギさんたちの写真でうらやましくみていた、コギプロか・・・・っ。
    (残念ながら、飼い主興奮のため、「初コギプロ」の写真なし


    フジ子も、たくましく「ムンズ」と組み合い、いつものおちょぼ口からは想像できない大きな口を開いては、左右と交互にパンチを繰り出しています。


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    そして、最後はお腹をみせて、乗られるフジ子。


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    かと思うと・・・意外な猛女っぷりを見せた一面も。


    こんな風に犬同士で激しく遊ぶフジ子を、初めてみました。


    しかも、お互い上手に甘噛みなんかしちゃってます・・・・。



    こんなことを、飽きもせず繰り返し、結構長い時間遊んでいただいた気がします。



    最後は、興奮したシンちゃんが、フジ子に乗っかってお尻ふりふりのセクシー路線になってしまったところで、マダムが、



    「あらっ、あらっ、まぁ~。ダメでしょ。・・・ご、ごめんなさい。ごめんなさいね。」


    と、引き剥がされるように連行されたシンちゃん。



    ふだんなら、過保護ハハな私は、


    「まぁっ、何をするの!」


    と、心の中で叫んでいるところですが、今日はあまりにフジ子が楽しそうなもので、なんだか嬉しくってならなかったのでした。



    マダムは、

    「ごめんなさいね。うちは、乗っかられる分には、全然かまわないんだけど。こっちが乗っかっちゃって。ごめんなさいね。
    また遊んでね。」


    と、かなり恐縮したご様子で去って行かれました。



    いえいえ、とんでもない。


    こんなに遊んでいただいて、ほんとに、ほんとに楽しかったです。



    そして、リードでほとんど吊るされるように?!強制連行されたシンちゃんの切ない後ろ姿を見送ったあと。



    フジ子にお水とガムをあげていると。




    公園の端の遥か彼方から、まるで弾丸のような速さで走ってくるワンちゃんが。


    シンちゃんではないですか。



    それから、遅れること数分。



    息をきらせたマダムが、この寒さのなか汗をにじませながら、慌てて、走ってこられました。



    「あらまぁ、まぁ~。よっぽど好きだったのね。また、ごめんなさい。いったん公園は出たんだけど・・・。さっきほかのワンちゃんがいたもんだから、挨拶させようとしたら、そのスキに・・・。」



    「なんだか、ほんとに気が合ったのねぇ。ふだん、うちのはこんなに遊ばないのよ。ドッグランいってもフセしてるくらい。お互いにこんなに気が合うっていうのは、なかなかないからねぇ。」


    「うちも普段は全然あそばないんですよ。びっくりしました。」


    マダムに連れられて帰るシンちゃんの、切なそうな様子といったら・・・。


    そして、フジ子も、いつまでも見送っていました。




    今日は、シンちゃんとう素敵なお友達に会えたおかげで、フジ子の今までみたことのない表情を沢山見ることができました。


    そして、今日のフジ子はとっても犬らしく、ほんとうに楽しそうでした。


    家にきたときは、こんな姿、想像できなかったなぁ。


    「フジ子、大きくなったんだなぁ。」 (サイズは変わってませんが。)


    なんだか、娘が初めて彼氏を連れてきたときみたい?!な気分でした。


    娘よ、おまえの好みは、意外とワイルドだったのだね。


    シンちゃん、また遊んでね

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    ジャンル : ペット

    フジ子との里帰り Homecoming with Fujiko ④ (リゾートイン白浜編)

    里帰り、からほぼ1か月も過ぎてしまいました・・・・

    記憶もほぼあいまいになってきている?!この頃ですが。



    【実家での朝】

    初めての他所でのお泊り。

    フジ子は、お粗相もなく、夜中に起きることもなく、おじさんのような立派ないびきをかいて、誰よりも早く眠りにつきました。


    朝は、いつもなら5時半ごろから、こっそりと、しかし根気よく

    「ごろーん」 「ぱっか~ん」

    を繰り返し、

    「起きる時間ですよ。」

    「遊んでください。」

    とひそかなアピールを怒られても懲りもせず繰り返すフジ子なのですが、さすがによっぽど疲れていたのでしょう。


    朝、私たちが起きだしても、クレートの中で動く気配さえ見せず眠りこけており、旦那さんをもって


    「おいっ、おい!生きているよな?」

    と心配させたほどでした。


    朝の支度を済ませ、台所に降りると、何やら父母の声が聞こえてきます。


    「あら、そんなに大きかったら、フジちゃん食べられないでしょ。」

    「そうか?よし、じゃあもうちょっと薄く切るか。」


    何をやっているかと思うと、父がおもむろにタッパーを握りしめ、


    「おぅ、お犬さんのリンゴ、切って置いたぞ。旅の間の分は、これで大丈夫だろう。」


    と得意げに満面の笑みです。父が(母でなく)、フジ子にリンゴを剥いてくれました。


    見ると、5ミリほどの厚さにスライスされたリンゴが、タッパーにびっちりと入っています。


    父よ、こんなにマメでしたっけ?


    朝食を済ませ、旦那さんと私は、レンタカーを借りに、徒歩で駅前に向かいました。


    その間、フジ子は、初めての父母との「お留守番」です。


    「なつかなかったら、どうしよう。」


    と出発前から心配していた母ですが、帰ってくると、フジ子と楽しそうに遊んでいました。


    フジ子は、なんだかシニアと子供が好きなようです。



    (レンタカーは、会社や車種によって犬NGのところもあるので、事前に確認が必要かと思います。)


    お天気に恵まれ、荷物を積み込み、いよいよ出発です。



    繰り返すようですが、犬が苦手な母の横は大丈夫だろうか・・・と思っていましたが、フジ子はすっかりシニアの心を鷲掴みした模様。


    後部座席の父母の間にしっかりクレートインして陣取りました。


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    「しゅっぱ~つ、しんこう


    後ろから、母の

    「ふじちゃん、ほら。ねんね、ねんね。」


    というあやす声が聞こえてきて、旦那さんと私はなんだかほほえましく笑いをこらえつつ走行していると、後ろからさわやかないびきのコーラスが・・・。

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    フジ子の「ねむねむビーム」で、

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    シニアチームも撃沈。




    【白浜編】

    お昼過ぎには、房総白浜に到着しました。


    宿泊先は、ワンちゃんOKの宿 「リゾートイン白浜」 というところです。


    駐車場につくやいなや、建物からホテルの方がすぐに出てきてくれました。


    父母は、普通の客室、私たちは犬と泊まれる部屋です。


    犬連れと普通のお客さんの動線は完全に分けられていて、犬をつれている私たちは、犬用のドッグランやガーデンにもつながっている階段から直接部屋に入り、お部屋でチェックインです。


    今回は、去年リニューアルしたばかりという、2階のワンちゃんOKルームです。

    (2階は階段で抱きかかえがあるので、10kgまでのワンちゃん、1階のほうは大型犬もOKで、それぞれテラスがついていて、ガーデンにそのままでられるそうです。)

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    お部屋は、こんな感じでした。すぐ目の前が、海です!


    ペットシーツから、フード&水ボール、ベッド、ケージ、トイレ、消臭スプレー、毛をとるコロコロ、と至れりつくせりですべて準備されています。

    極端な話、フードだけ持って来れば、泊まれます。


    フジ子は、クレートは自分のものを使うので、ケージの中にトイレを置いて、ケージはトイレとして使わせてもらいました。

    (柵で囲まれると、「トイレ」と認識するので。)


    お部屋に入ってすぐに、ケージに入れて、

    「がんばれ、がんばれ」

    と声をかけると、我慢していたのか、すぐに

    「ちゃーーー」


    またしても、林屋パー子の勢いで褒めまくります。


    おかげで、2泊3日の滞在中、フジ子は、無事粗相もなく、このトイレに直行してくれました。


    荷解きもほどほどに、父と母が、「フジちゃんのりんご」を持参でフジ子ルームのほうにやってきました。

    フジ子、すっかりシニアの人気者です。

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    頼まれもしない「お手」を連発して、父母の感心を独り占めするフジ子でありました。



    最強の雨男二人組(父と旦那さん)のご利益?!か、空模様が怪しく・・・・
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    降り出す前に・・・と、慌ててドッグランに出ました。

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    このあと、続々と、犬連れファミリーさんたちがチェックインして来られました。



    面白いことに・・・・気が付いたのは、

    ワンちゃんを見ていると、

    「このワンちゃんの飼い主さんって、この方々じゃないかな~?」


    と思うと、たいてい当たっているのです(ふふ)。


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    かつて、公園マダムに、「あらっ、まぁ~。お父さんにそっくりねぇ~。」と言われたフジ子。

    やっぱり、飼い主に似ているのかな~


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    ホテルのガーデンも、もちろんワンちゃんの散歩OKです。


    本当にホテルの目の前が海で、夏には、ワンちゃんも入れるプールも解禁だそうです。

    屋外でのバーベキューもできるそうで、夏に来られたら、また最高だろうなぁ~、なんて思いました。

    (そんなに簡単に来られる場所ではありませんが・・・。)


    とはいえ、この11月のオフシーズンでも、満室。

    とくに、ワンちゃんOK部屋は、かなり早いうちから埋まっていました。


    こうして、ペットをつれて旅をする人も増えてきたのでしょうね。




    建物に入るところに、温水シャワーのついた、「ワンちゃんの足洗い場」がついているのが、心憎い配慮です。

    ガーデンの中には、「ウンチョス用ダストボックス」も設置されていました。


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    「あたいは、オトーサンの抱っこが好き


    犬OKのホテルといっても、犬はケージの中限定で室内フリーはダメというところも多いようでしたが、このホテルは、畳に一緒にでてフジ子もくつろげるのがよかったです。



    晩御飯は、海沿いの街らしく、炙り寿司とかサザエのつぼ焼きとか、海の幸の充実したバイキングでした。


    ご飯の間、フジ子は、クレートに入り、ジッパーも閉めて、お留守番です。


    (この間に、中居さんがお布団を引いてくださるそうなので。)



    しかし、あまりに存在感を消していたためか、怖がらないようにとつけておいた明かりもテレビも、全部消灯されていて、部屋に戻るとフジ子が、「とほほ顔」で待っていました。


    また、「ワン」ともいわなかったんだろうなぁ。健気だなぁ、フジ子。


    一緒に入れておいたお古のTシャツがよだれでデロデロになっていました。


    やっぱり、寂しかったよね。



    食後には、また父母が「フジ子ルーム」にご来訪。


    フジ子は、人生(犬生)再頻回の、リンゴにありついたのでした。





    翌日は、近場をドライブしたり、道の駅で海産物を見て回ったり・・・・




    父が思ったより元気で、でも力を振り絞るように歩いていたり。


    母が、びっくりするほど疲れやすくなった様子だったり。



    離れていると、なかなか会えないけれど、忘れられない時間を過ごすことができました。



    フジ子も一緒に・・・・。


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    すっかりおばあちゃんっ子になったフジ子。

    写真をみると、ほとんど母に抱かれていて、思わず笑みがこぼれます。


    あんなに、犬が怖いって言っていたのに・・・。



    フジ子って、すごいヤツかも知れません。



    父に、朝からわざわざ自らリンゴを剥くほどの元気をプレゼントし。


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    母に「人生初の犬との散歩」という経験をプレゼントした。


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    (房総最南端ポイント 「野島崎灯台」)


    私たちには、忘れられない思い出の時間をくれた。

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    すべての海はつながっているから、父と母と見た房総の海は、私の住む瀬戸内海にも繋がっている。


    命も、きっと・・・・ほんとうはそんなものなのかな、と思うと、少し気持ちが安らぎます。



    足の痛む母がリードを持つと、「弱い人」だから労わってあげなきゃ、と感じてでもいるかのように、ゆっくりゆっくりと母に合わせて歩き始め、母が止まると、止まって待つフジ子。


    そういう訓練を受けたわけではないのに、フジ子は天性のセラピー犬みたいなところがあるのかなぁ・・・(親ばか?!)



    母は、そんなフジ子を


    「天使の子」と呼んだり、


    「この子は、マリア様みたいだ。」


    なんて言っていました。


    思わず笑ってしまいましたが、本人は大真面目でした。


    ほんとに親ばかだけれど、フジ子が、そんな気持ちの優しい子であることが何より嬉しい。



    楽しい時間は、あっという間に過ぎました。


    なんとなく寂しい帰り道ですが、フジ子の「ねむねむビーム」のおかげで、またしてもシニアチームは穏やかに爆睡中


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    実家の前に車が着くと、フジ子が、初めて聞くような切ない声で、

    「くぅ~ん、くぅぃ~ん。」

    と、子犬のように泣き始めました。

    こんな風に鳴いた声を、初めて聞きました。



    誰が言ったわけでもないのに、ここで、おじいちゃん、おばあちゃんとお別れなんだと、わかったのだろうと思います。



    レンタカーを戻し、新幹線の時間もあるので、実家に上がることもなく、そのまま門の前でお別れをいっていたら。


    娘との挨拶もそこそこに、車に駆け寄る母。


    「私、フジちゃんとお別れの挨拶しなきゃ。」


    だそうです・・・・。



    嬉しいような、切ない?!ような。



    帰りの新幹線は、フジ子も相当疲れていたのか、行きのように震えることもなく、クレートの中で爆睡でした。



    こうして、「里帰り with フジ子」は、無事幕を下ろしたのでした。




    【後日談】

    旅行の写真を送った母からお礼の電話があった時の事。


    「今でも、あら?こんなところから・・・と思うところから、まだまだフジちゃんの毛がでてくるのよ。」

    母は、いつも片手に雑巾を!というくらい、清潔好き。

    (えっ、今頃クレームですか?)

    と思ったら。


    「それを見ると、フジちゃんがここで遊んでた姿が目に浮かんで浮かんでしかたないのよ。」

    (って・・・・フジ子は、まだ生きていますよ、お母さん。)


    お昼寝の前にも、夜寝る前にも、「フジちゃん」の写真を見て眠るそうです。(私の写真ではなく・・・。)



    フジ子のおかげで、みんなが、忘れなれないかけがえのない時間を過ごさせてもらいました。


    この旅は、フジ子がいなかったら、まったく違う旅になってしまっていたかもしれない。


    フジ子のおかげで、みんな、たくさん笑いました。


    「ね、フジ子のおかげだよ。ありがとう。」


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    「え?! 何ですって?」

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    「犬を幸せにする為の基本」

    季節柄、ちょこっとちょこっとと家の中の大掃除の手始めをしていまして・・・・

    掃除のついでに、フジ子のケージの横の壁に貼ってあった、もうちょっとヨレてしまった手書きの紙が目につきました。



    ダンナさんの大きな手書きの字で、



    『犬を幸せにするための基本』


    1. がんばりすぎない


    2. 疲れない


    3.嫌(いや)にならない


    犬は飼い主が楽しんでいる姿が大好き!





    と書いてある。


    最近はあまり見なくなっていたけれど、フジ子を飼い始めてすぐのころは、何度もよく見上げて助けられた貼り紙。



    フジ子を迎える直前に読んだ、ある本からの引用です。


    ◇ 「犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない 」 (今西乃子)


    愛媛の動物愛護センターの奮闘を、センター職員さんたちの日常を追いながら伝えるドキュメンタリーの本です。


    本の中では、新しい「家電」や「モノ」のように買い替えられていく犬や、センターに持ち込んだ飼い犬と「最後に『うちの犬』と記念の写真を撮り忘れたから、とそのためにだけに戻ってきた親子」(写真だけ撮って、満足気にまた犬だけ置いて帰ったそう)など、びっくりするような実話も語られていて、そんな身勝手な飼い主たちの影で行き場をなくした犬猫であふれかえるセンターで、まったなしで業務に向き合う職員さんたちの苦悩と取り組みが、事実を追うだけでなく、人間としての職員さんたちの一人一人の心の機微を丁寧に追いかけながら語られています。


    どんな仕事でもそうかもしれませんが、理想など振り向いていられない「現場」の厳しさと過酷さ、そのなかで、無力感や、怒りに振り回されずに、心を保つことは、どんなに難しいだろう。



    私が一番忘れられなかったのは、実際の殺処分の業務に携わる職員さんの話でした。


    処分機から出てきた遺体を、どんなに数が多くても、決してスコップなどは使わず、必ず一匹一匹手で抱き上げて移すのだそうです。


    それが、せめてもの、最後に犬たちに与えてあげられる弔いなのだそうです。


    かわいい服を着せて、おやつをあげて、

    「いい子、いい子。かわいいねぇ。」


    という状況で犬にさわる役は、だれでもやりたいと思う。


    でも、結局殺処分機にかけられるしかなかった子たちの、その遺体を抱きしめてあげることは、どんなに苦しいだろう。


    このやりきれない業務の中で、静かに魂を敬い誠意を尽くしているその職員さんの姿に、ほんとうに頭が下がりました。


    だからこそ、救ってもらって、我が家にやってこれた犬がいたら、その子を、命を落とした子たちの分まで大切にしよう、と思いました。



    そして、保健所、愛護センターの抱えるジレンマ。


    殺処分を回避するためだけに行う安易な譲渡の抱える問題点。(有名になった「崖っぷち犬」の話。)


    保護犬を迎えようとしていた私たちは、ほんとうに考えさせられる本でした。



    本の最後は、センターの職員さんたちが、そういった現実の中でも、いつの日か殺処分ゼロを目指して

    「犬をもらうなら愛媛の愛護センターの犬がいい」

    と言われるように、と願ってされている様々な取り組みを紹介して締めくくられています。



    上の「犬を幸せにする為の基本」は、センターが一般譲渡を受ける飼い主の人たちに必ず行う「講習」の中で、職員さんが、最後に必ず伝える言葉だそうです。



    何も、いい加減な飼い主ばかりが、犬を捨ててしまうわけではない。


    真面目な飼い主ほど、「頑張りすぎて」、飼えなくなって、手放してしまうということも、意外と多いのです、と語られていました。




    犬を飼うのが初めてで、生真面目が裏目にでてしまいそうなところのあった私たちは、その職員さんの「犬を幸せにするためにの基本」に、はっとさせられました。


    今でこそ、呑気にブログなんて書いてますが、この大人しいフジ子でさえ、最初は試行錯誤の連続。


    犬初心者の私たちには、わからないこと、知らないこともたくさんあって、ほんとうに「これでいいの?」「どうしよう?」「こんなんで、フジ子は幸せなのかなぁ。」なんて思いながら悩むこともたくさんあった日々でした。


    そのたびに、このセンター職員さんの「犬を幸せにするための基本」の言葉を読むと、心がふっと緩んで救われました。



    まだ、たった一年前なんですが、そんな頃を懐かしく思い出しながら、すこしヨレてしまった貼り紙を外しました。



    「もう、外してもいいよねぇ?!」

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    相変わらず、ソファーの上で「ぱっか〰ん」をしているフジ子に聞いても、もちろん返事はなく。





    帰宅したダンナさんに外した貼り紙を見せました。


    「おぉ〰、懐かしいなぁ!」 


    「ヨレちゃったし、もういいよね?」


    ダンナさんは、暫く考えて、


    「とって置かないか? フジ子の介護が始まったとき、また、見ようよ。」


    と言いました。


    そうだね。



    なんだか、フジ子を見送る日がやってくるのかと思うだけで、目頭が熱くなってしまいましたが、いつかは来る別れ。


    それまでの時間、これから、また「犬を幸せにする為の基本」を見上げながら、フジ子との年月を、愛しんで過ごしていきたいです。



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    シャンプーして、フワフワスヤスヤ

    お口はやっぱり、「半開き」。


    (旅日記の続きは、また後日・・・)

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    フジ子との里帰り Homecoming with Fujiko ③ (実家編)

    課題のウン○、オシッコはできませんでしたが、フジ子はお散歩を満喫した模様。


    東京駅に戻り、在来線に乗り換え実家に向かいます。


    在来線では、フジ子姐さんカートに乗っての移動です。



    ・・・ちなみに、在来線の「犬連れでの電車利用」ですが、


    利用条件は

    ・犬の全身が隠れるケースに入れること。

    ・ケースは犬の全身が全部隠れる状態で制限内の大きさあれば、かばんでも持ち込み可能。

    ・ペットカートは犬の全身が全部隠れていればそのままの状態で持ち込み可能。

    で、JRは同じく距離に関係なく280円(「手回り品」扱い)、太っ腹な営団線・都営線は0円です。




    在来線では、新幹線のときのように「荷物置き場」がないので、ドアの端に寄ってなるたけ邪魔にならないように・・・とは思うのですが、やっぱりこの大荷物&バギー・・・


    邪魔になるよね。


    「スミマセン。」「スミマセン。」と言いながら、人の波にぶつかること多数。


    かといって、奥にも入っていけるスペースはないし・・・。


    しかも、すっかり忘れていたが、こっちの電車はしょっちゅう出口が開くんだった・・・



    休日の午後という比較的空いた時間かと期待していたのに、思ったほど空いていません。



    たしか各車両の中に、車いすやバギーの乗れる座席設置のないスペースがある車両が全部ではないけれどあったような気がしたのですが、事前に位置の調べ方がわからず・・・。


    えいやっとそのまま乗ったら、とてもじゃないけれど、乗った位置から車両の端まで、この大荷物を抱えて移動できる様相ではありません。

    (しかも、バギースペースがその車両に、あったのかさえ不明。)


    世の子連れお母さんたち、ほんとうにスゴイぞ。偉大です。



    何度も頭をさげ、バギーを捕まえて電車の揺れに踏ん張って腹筋が痛くなりそうになりながら、ようやく懐かしの実家駅に到着。



    駅からはタクシーの予定でしたが、お天気も良かったし、あわよくば途中でおトイレもしてくれないか・・・・と淡い期待も込めて、徒歩で実家に向かいました。




    途中、ダンナさんとかわるがわる、うん○ポイ袋を握りしめ、時にカサカサ言わせながら(←サブリミナル効果のつもり)、


    「ガンバレッ、ガンバレッ♪」


    通りがかりの人の怪訝な目線にも負けず掛け声をするも、フジ子姐さん、今日はまったく感応せず。



    (ちなみに、我が家のトイレ掛け声は「ワン・ツー、ワン・ツー」ではなく、なぜか成功確率の高かった「ガンバレッ、ガンバレッ」です。)


    そうこうするうちに、懐かしの実家に到着してしまいました。




    「ピンポーン♪」



    実家から迎え出てくれた二年ぶりに再会の父母。


    「あら~、フジちゃんっ♪」


    の呼び声に、フジ子姐さん、超興奮の模様。


    カートの中で、カタカタと回り始めます。



    これは・・・・


    これは・・・・


    『初めての○○』、からの~『チャ〰』に直行パターンの予感。



    「ごめん、ちょっとフジ子のトイレ、設置させてっ!」


    2年ぶりの再会のあいさつもそこそこに、実家に駆け込み、和室の角に、大急ぎで「フジ子コーナー」を設置させてもらいました。



    P1050764.jpg
    「フジ子コーナー」


    この、手前のアミアミのフラップを回転させて『四角く囲まれたスペース』ができると、フジ子はトイレと認識します。


    (この移動型応急トイレのために、100均のアミアミとジョイントまで、はるばる持ってきたのです。荷物が増えるはずだ・・・。)



    ダンナさんがフジ子をカートから抱き上げ、直行で応急トイレに抱え入れます。


    「ガンバレッ、ガンバレッ。」



    の掛け声と同時に、朝から我慢していたのでしょう。


    勢いよく、「チャー」。



    そして間髪入れずに、ほとんど林屋パー子のテンションで、「フジ子、じょ~~ずっ、上手よ~っ。」と褒めまくる私たち。


    これで、フジ子は、


    「ここはトイレ&ここでしたら、ホメられた。」


    と、認識したことでしょう。(ほんとうか。)





    ちょっとドン引きしていた両親と改めてあいさつを交わし、食事をしている間、フジ子は『おうち』(ソフトクレート)に入って、大人しく寝ています。


    最初はちょっとそわそわしていましたが、よっぽど疲れていたのでしょう。


    部屋の中を探索することもなく、クレートに入ってひたすら寝ています。



    「犬って、もっと駆け回るんだと思っていたわ。」


    「鳴かないなぁ。」


    「動かないなぁ。」(いえ、動きます。)



    遠巻きに見ていた両親が、少しずつフジ子のそばに行きます。



    部屋を改めて見回すと、フジ子来訪に合わせて、コードやら植木鉢やらを全部片づけておいてくれたことに気が付きました。


    あとから聞くと、犬を飼っている叔母に、何度も話を聞いていろいろ準備していてくれたようです。


    そして、


    「フジちゃんに、おでんあげたら?」 (ダメです。)


    「フジちゃん、おなかすいていないかしら? のど乾いていないかしら?」 (人間のゴハンのあと、ちゃんとあげますから。)


    と、関心は、もっぱらフジ子に移っていき。



    食事もそこそこに、フジ子のいる和室に全員で移動。


    フジ子のお食事タイム。


    4人の大人が見守る中、フジ子姐さんは堂々たる食べっぷりでフードを完食しました。


    オシッコはもう一度しましたが、さすがに初めての場所で、うん○はでませんでした。


    (朝食べた量や水も少なかったからかな?)


    食事の後に「オイデ」というと、うれしそうにクレートからでてそばに来たり、号令でトイレをしたり、食事前に「フセ」とか「マテ」、「オスワリ」を耳をピンと立てて聞くフジ子の様子を見て、いたく感動した母。



    「犬って、こんなに人の言っていることがわかるの~?!」



    いえいえ、フジ子のすごさは、「号令」を聞くことじゃないんです。

    言葉じゃなくて、飼い主の「気持ち」、しかも本心を、ちゃ~んとわかっていることなんです。(親バカ全開。)

    だから、ウソがつけないんです。





    そして、しみじみと、


    「こんなに、人間の言うことがわかっているのに、そのうちしゃべるようにならないというのが、不思議だわよねぇ。」


    と真顔でコメント。


    そりゃ、話さないでしょう。なんたって犬ですから。


    犬は、どんなに賢くなっていっても、しゃべることはもちろん、たぶん自分で着替えをしたり、ウン○の始末をしたり、食器を洗ったりするようになることはないでしょう。


    人間の子とは違って。

    ずっと、人の手を必要とする。

    というか、年を追って、むしろ「できないこと」が増えていくだろう。

    でも、それは、人間も一緒。

    だから愛おしいのかもしれない。





    大の大人が四人、フジ子コーナーの周りを取り囲んでいる模様が、なんだか笑えます。


    「フジちゃん。フジちゃん。何なら、食べれるの?」


    デザートに用意していてくれたリンゴを、少しもらうことにしました。


    まだ、自分で手からあげるのは怖いようで、私があげる横で、


    「おいしい?おいしい?フジちゃん。」


    「もっと食べる?フジちゃん?」


    と、ほとんど孫の勢いで話しかける母。


    そして、おずおずと、


    「噛まない?」


    と聞いてきました。


    「今まで、人を噛んだことはないよ。ゆっくり触ってあげて。」



    犬だから、どんな犬でも100%はないと思います。


    実際、保護主さんのところで、保護犬同士の喧嘩になったとき、追い詰められたフジ子は相手のワンちゃんの耳に穴をあけるほど噛みついてしまいました。


    それを、聞いておいて、よかったと思います。どんな犬だって、100%なんて、ないと思うから。


    だから、公園で「さわっていい?噛まない?」と聞かれると、必ず「100%とは言えないですけど。今まで人を噛んだことはないです。ゆっくり触ってやってください。」とお願いするようにしています。


    母がフジ子を、おずおずと撫で始めました。


    「いや、犬は、上からじゃなくって、下から撫でるんだよ。」

    と、幼いころ犬を飼ったことのあるという父は、ちょっと先輩風を吹かせます。



    そして、数分後。


    P1050766.jpg

    すっかり、母の膝の上でくつろぐフジ子。



    「私、7○年生きてきて、犬をこんな風に触ったの、初めてよ。」


    何度も、何度も愛おしそうに


    「フジちゃん、フジちゃん。」


    と呼びかけています。



    「なんだか、フジちゃん抱っこしてたら、眠くなってきたわ。」


    そういって、父母は、先に休みました。


    きっと、初めてのワンコを迎えるのに、(とくに犬嫌いだった母は)、相当緊張して準備したんだろうなぁ。


    フジ子も、「初めての○○」が沢山あった一日、本当に頑張ったなぁ。



    私たちは、フジ子を夜のお散歩に連れ出しました。


    上着のいらないくらい、11月とは思えない温かい夜風が気持ちよく、幼いころ遊んだ川沿いの道を、フジ子姐さんのウン○を待ちながらゆっくり歩きます。

    こうして、この道を、フジ子を連れて歩くなんて・・・・と、なんだか不思議な気がしました。



    小さいころ、ずっと犬を飼いたかったけれど、無理だったとき、


    近所の迷い犬を、勝手に名前を付けて家に連れて帰ってきてしまったことを、ふと思い出しました。


    (当時は、犬は外飼い、「自主散歩」も結構当たり前でした。)


    「捨て犬だったんだよっ。」と言い張り、何とか親を説得?!したつもりでしたが、


    「しろ」と名付けたその犬の飼い主さんが、「しろ」を探し当て、私が学校に行っている間に連れ帰られたこと。


    そして、「いつでも遊びに来ていいよ。」と言ってくださって、なんどか遊びに行かせてもらったことを、なぜだかふと思い出しました。


    (今思えば、勝手によそ様の犬を連れて帰ってきちゃうなんて、犯罪ですよね



    夫:「今回は、フジ子連れてこれて、ほんとによかったな~。」


    私:「ほんとだね、父も母も、あんなに可愛がってくれるとは、思わなかった。」


    夫:「お母さんの、『そのうちしゃべるようにならないというのが、不思議だわよねぇ。』は、名言だったなぁ。」


    確かに・・・。



    とにかく、ほんとうに思い切ってよかった。


    そして、無事来れて、よかった。


    ありがとう、ちち、はは。


    ありがとう、ダンナさん。


    ありがとう、フジ子。



    とにもかくにも、フジ子を連れての里帰り、無事実家まで到達です。


    明日はいよいよ、白浜温泉に向かって出発です。


    (続く・・・)

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    フジ子との里帰り Homecoming with Fujiko ② (東京編)

    東京駅に何とか無事到着です。

    フジ子をソフトクレートからバギーに移します。

    ホームのエレベータまで行き着くのでさえ、バギーとスーツケースを押しながらというのは、人が慌ただしく行き交う狭いホームでは、思ったより大変でした。

    世の子連れお母さんたちの偉大さを思い知りました。


    何とかエレベータにたどり着き、事前に調べておいた、エレベータ・スロープの使えるルートで丸の内口側へ。


    勝手知ったる東京駅・・・・のはずでしたが、バッグひとつで歩いていた時とはわけが違いました。


    ほんとに同じ東京駅?と言いたくなるくらい勝手が違くて、今回はかなり戸惑いました。


    ここ数年、急ピッチで「お化粧直し」をした東京駅なので、エキナカも充実していろんなものが新しくできていたせいもあるのでしょうが、やっぱり、エレベータやスロープのある場所が、ほんとうに限られているのです。


    何度も目の前に見えているに階段(←やっぱり便利なところにある)を横目に、なんでこんなところに・・・と思うところに追いやられた感のあるエレベータやスロープを目指し、ひたすら迂回を繰り返しながら、なんとか丸の駅口までたどり着きました。


    車いすや、お子さん連れでバギーの方は、いつもこんなに大変なんだなぁ。




    改札をでてすぐに、フジ子をカートから降ろし、リードでつないで地面に降ろしました。




    フジ子にとっては、朝家をでてから実に5時間ぶり近くの「地面」。


    ウラーッ!万歳



    朝から大好きなゴハンもちょっとしかもらえず、いきなり狭いところにいれられて、ゴゥゴゥーって大きな音のなる乗り物に揺られて、周りで何が起こっているかわからなかったから、不安だったろうなぁ。


    P1050746.jpg
    「ここは、どこですか・・・。」 


    犬連れ旅を書かれている方々のブログを参考に、皇居前の公園がワンコOKということなので、まずはそちらに向かいます。


    地面を歩き始めた時の、嬉しそうな様子といったら・・・・


    P1050748.jpg


    すこし広い場所にでてから、乗り物前だからとお預けにしていたフジ子のゴハンとお水をあげ、自分たちも買ってきた食事を軽くつまみました。


    ちょうど小春日和のお天気で、休日の丸の内は、観光を楽しむ人たちが楽しそうに、のんびりと歩いていました。


    毎日通っていた東京駅のこんなそばに、こんな素敵な場所があるなんて、なんで気が付かなかったんだろう。


    通勤で疲れた体を押し出すように人とぶつかりながら歩いていた同じ場所が、その頃は想像もしなかったシチュエーション(=まさかの、犬を連れて旅し、日なたぼっこしながら犬とお弁当を食べている・・・・)。


    同じ場所が、なんだかキラキラして、まったく別の場所に思えました。


    こんな幸せな時間も、フジ子が運んできてくれたんだなぁ。


    フジ子のおかげで、こんな旅ができたよ。


    ありがとう。



    皇居前の公園には、徒歩5分ほどで到着。

    (東京駅のこんなに近くに、こんなに素敵な場所があったなんて・・・!ほんとになんで気が付かなかったんだろう


    ちょうど、イチョウが見事な黄金色の葉を金粉のように降らせ、地面が大きなタペストリーのようになっていて、とてもきれいでした。


    P1050756.jpg

    さらに、銀杏が、ぷぅ~んと、あまりロマンチックでないこうばしい香りを漂わせています。

    (このあと、走り回ったフジ子の肉球と、バギーの車輪に銀杏の皮や汁が付着し、匂いがタイヘンなことに・・・・


    P1050761.jpg
    P1050760_201512030942343ad.jpg
    皇居警備中です。



    小一時間ほどお散歩を楽しみました。

    フジ子、手足をちゃんと伸ばせたかな?


    とはいえ、最重要課題のうん○とオシッコは、なぜかまったく気配さえ見せず・・・・。


    まぁ、水もちょっとしか飲ませていないし、ゴハンもさっき食べたばかりだし、仕方ないのかな。


    うん○は朝のお散歩でしたしねぇ。



    一番心配なのは、初めての実家に足を踏み入れた瞬間、「チャ〰」とならないか、ということなのです。



    いまだに、「ビビリショ○」と「ウレショ○」のある、フジ子です。


    とくに、初めてのお友達とご挨拶したときは、ほぼ100%、嬉しいのかビビっているのかわかりませんが、必ず「チャ〰」っと来ます。


    それから、初めての経験で、どうしていいかわからないとき。


    例えば、ソファーの前の犬階段を初めて目の前にして「アップ」と言われたとき・・・・・・

    ボール遊びのボールを初めて投げられてどうしていいかわからなかったとき・・・・・・

    なぜかその場で「チャ〰」。



    実家について、いきないりその洗礼は避けたかったのだけれど。

    やっぱりこればっかりはしょうがない。
    (念のため、犬用おむつも持ってきたし・・・。)


    P1050758.jpg
    「あたいだって、こわいんです。」



    P1050759.jpg

    さて、フジ子、もうひと頑張りだよ。


    フジ子、いよいよ初めての実家へと向かいます。



    (次回へ続く。)

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    フジ子との里帰り  Homecoming with Fujiko ① (新幹線編)

    10月末に実家の父の心臓の具合が悪いということで連絡をもらい、父母の結婚記念日&誕生日に合わせて、11月下旬、急遽帰省をすることになりました。

    フジ子が我が家にきてからは、帰省していなかったので、実に2年振りの里帰りです。

    今回体調のあまり芳しくない父母に仕度の負担をかけないようにと、房総に犬連れで泊まれる温泉宿を探し、そこにみんなで出かけることになっていましたが、「せっかく帰省するのに実家に一泊もしないなんて・・・」という母の言葉で、温泉前に実家に前泊することに。

    でも、実は実家の母は犬嫌いなのです・・・。


    猫を飼っていたことはありましたが、犬にはかつて噛みつかれた恐怖の体験があり、母は今でも犬が嫌いなのです。


    それでも、「フジ子ちゃんのために」と一大決心をしてくれた母。

    フジ子にとっても、初めてのお泊りの旅。

    総移動距離、往復でほぼ1800kmの旅。そしてフジ子、初新幹線です。


    果たしてどうなることやら・・・・・。




    と、その前にまず心配したのが、犬連れの新幹線。

    そもそも、新幹線に犬は、乗れるのか?

    どうやったら乗れるのか?

    そんなところからスタートです。



    とにかく、いろいろ調べ・・・・・調べ。

    「犬連れ旅」の記事や体験記を読み込みました。



    新幹線の犬連れの旅については、みなさんいろいろ苦労され、工夫されているご様子。

    (大変お世話になったjunkoさんの記事。迷ったらこの記事に帰れ!でした。)


    微笑ましい体験記に、旅の準備もうっかり手が止まるほどでした。


    いろんな体験談を読ませていただいて、早速カートのサイズを図ったり、最寄駅から実家の駅までのルートの乗車や乗り換えの方法を頭の中で何度もシミュレーションしてみました。



    「バギー(カート)」、「ソフトクレートに折り畳み式コロコロ」、「大きいスリング(抱っこ紐)」といろいろな選択肢を考え。



    最近10kgに限りなく近づいてきたフジ子の体重、人間二人分の宿泊荷物&フジ子のペットシーツやらトイレグッズなどの大荷物、そして段差やゴトゴトのある長い道中を考えると、やはりフジ子の移動は「バギーで」という選択になりました。



    詳細に書いてくださっている方の記事を熟読し、早割り発売開始日の朝、おススメの「三人席の最後部座席」を予約です。



    こうすれば、カートでストッパーをして、新幹線の中も飼い主のすぐ後ろで犬が過ごすことができるようなのです。



    (実際そうして何度も乗られている方もいらっしゃるそう。)




    が、しかし。直前になって不穏な記事?が目にとまりました。



    最近JRが規定を厳しくしているらしいです、というお話。(しかも昨年から?!)




    当日駅についてから、


    「これ(カート)は、車内ダメですね~。」


    では洒落にならない。



    「原点に返れ!」で、もう一度JRの現在のサイトを調べました。


    一番わかりやすかったのが、「JR おでかけネット」のページ。

    具体例が、写真付き(○、×付き)で解説されているので、わかりやすかったです。



    そして、いろいろ検討した結果・・・・



    1.自宅→最寄駅(タクシー) : ソフトキャリー

    2.最寄駅内 : バギー

    3.新幹線内 :ソフトキャリー (バギーは折りたたんで荷物置き場へ。)

    4.東京駅内 : バギー

    5.在来線 : バギー

    6.実家最寄駅→実家(タクシー) : ソフトキャリー


    と、目まぐるしくはなりますが、「フジ子詰め替え作戦」で移動することになりました。



    ほんとうに、夜逃げのようなすごい荷物になりましたが、安全を期して、バギー(カート)と、ソフトキャリーの両方を持っていくことにしました。


    (とはいえ、ソフトキャリーが、滞在先でかなりの威力を発揮することになるのですが・・・・。)




    犬の新幹線乗車の大きな注意点は、

    ○犬の全身がすっぽり隠れるものに入れる。(スリングなど一部露出するものや、布製バッグなど犬の形状がわかるものはダメ。)

    ○ケージを含めて重さ10㎏まで。(ゆえに、フジ子の体重を考え車内は軽いソフトキャリーとなりました・・・若干オーバーしていましたが)。

    ○バギーの持ち込みは可。ただし、ケースとカートを分離できるものはOK。(つまり入れっぱなしでの乗車はやっぱり×ということのようです)。

    ○バギー等車輪のついたものは、ストッパー(ブレーキ)のついているものに限る。(安全のため。)

    ○改札で、「有料手回り品」の切符を買い(距離にかかわらず280円・・・や、安い!!)、改札を出るまでクレートにタグのように貼っておく。


    そして、これも体験談で書いてくださっていたのですが、万が一、フジ子が鳴きだしたり粗相をしてしまったり、隣の方がものすごく犬嫌いの方であったり・・・・の場合を考えて、どちらかがクレートをもってデッキにでていられるよう、「保温レジャーシート」(人間が床に座るため用に)も準備。


    そして、前日までにフジ子のシャンプーを済ませ(なぜか歯磨きも入念に済ませ)、当日朝は、一番消化のよいフードをほんの少しだけ与え、朝の散歩で「御用」も済ませて、10分前には、タクシーを待ってスタンバイです。


    おぉ~、完璧と思っていたのですが。


    フジ子は、「なんだか様子がちがいますねぇ、今日は。」という戸惑った顔をしていましたが、タクシーに乗り込むと、まさかの「キュー、キュー」鳴きを始めました。

    今まで、車で鳴いたことがないというのに、どうしたのでしょう?しかも、結構ガサゴソと暴れるではないですか。


    自家用車とニオイが違ったからか、それとも、ただならぬ気配?!でいつもと違うと感じておびえたのか・・・。


    普段慣れている車でこうなのですから、初めての新幹線に乗ったらどうなってしまうんだろう?


    不安が膨らみます。



    とにかく、フジコの4日分のフードやらペットシーツやら、簡易トイレやら、消臭スプレーやら、ウェットシートやらで、山のようになった荷物とフジ子を抱え、最寄り駅に到着しました。


    改札口で、ダンナさんが「手回り品切符」を買ってきました。

    レシートみたいなピョロンとした紙に、セロハンテープがついてきます。


    ちょっと、ひっかかると破れちゃいそうで心もとないんですが、それを車内でフジ子の入るソフトケージの持ち手の見えるところにくるっと巻いて貼ります。


    P1050718.jpg
    「あたいを、どこに連れていくんですか・・・。」


    改札は、バギーに乗って通過ですが、JRのお姉さんから

    「新幹線に乗る際は、必ず、バギーから降ろして、クレートに入れて乗車してくださいね。」

    と、鋭く念を押されます。


    記事に書いておられた方もいらっしゃる通り、2014年より、厳しくなっているようです。


    飛び出したりすると危ないので、安全のため、ホームに上る前の地階でバギーから降ろし、ソフトキャリーに移動しました。

    P1050722.jpg
    「こんな、狭いところに入れましたね・・・」

    ちょっと、恨みがましい眼の、フジ子姐さんです。(ほんとうは、不安なんだろうな。)


    そしていよいよ、乗車。


    できるだけ始発から距離の短い広島発の便を選んだのですが、幸い後部座席後ろの荷物置き場はまだ開いていました。


    荷物置き場に早速スーツケース、畳んだバギーを入れさせてもらいました。


    それから、フジ子はクレートインのまま、座席の私たちの下へ。


    タクシーとは打って変わって、ウンともスンとも鳴かなかったフジ子ですが、やはり新幹線の時速は、経験したことのない感覚だったのでしょうか。

    人間でもキーンと耳に来るあの感覚と、音のせいでしょうか。


    覗き込むと、フジ子は、しがみつくように一緒に入れてあげた飼い主のTシャツに顔をうずめ、大疾走したあとのような早い呼吸をして震えています。

    こっそりとクレートの天井のジップを開け、背中をさすってやります。

    それでも、震えは止まりません。


    「頑張れ、フジ子。あと○時間。」


    道中、ずっとそういいながら、時折フジ子の背中をさすりました。


    今日は見事な秋晴れで、窓からは富士山の神々しい姿がくっきりと見えました。

    P1050732.jpg

    「フジ子、フジさんだよ~♪」

    といっても、当たり前ですが、興味がある素振りもなく。


    「今、それどころじゃないんです。」

    という様子で、必死に耐えているフジ子。頑張れフジ子。あと1時間だ。



    フジ子がぷるぷる震えながらも鳴かずに頑張ってくれたおかげで、デッキにでることもなく無事東京駅に到着しました。

    いままでで、一番長く感じた新幹線の旅でした。


    P1050742.jpg
    「プハァッ


    次回へ続く・・・♪

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    プロフィール

    Fujicorgi

    Author:Fujicorgi
    犬初心者の我が家に、元保護犬の小さなコーギー「フジ子」(推定3歳)がやってきた。鳴かない、遊ばない、ドッグランでも走らない・・・犬らしからぬ超ゆるゆる犬「フジ子」との犬生活がスタート。試行錯誤しながらの、フジ子との日々をのんびり更新中。

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