倉敷ドッグランの巻 The one with a dog run in Kurashiki

    少し前になりますが、お盆休みに倉敷にあるドッグラン&カフェ Poco a Poco(ポコアポコ)さんに行ってきました。

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    エントランスから、絵本のおとぎの国みたいな素敵なガーデンです。

    左手には、池が広がっています。


    私たちは初めてだったので、最初にカフェの方で、必要な書類を書き、手続きをしました。

    (狂犬病、ワクチン接種の記録の持参が必要。)


    そして、案内されながらカフェの池に面したテラス席の前を通って、ドッグランへ。


    最初に、オーナーさんがラン内の飼い主さんたちにお声掛けしてくださり、それからラン内の使い方や犬同士の注意点をとても丁寧に説明してくださいました。


    私たちのような初心者には、やっぱりこういう所が安心です。




    こんな話を書くのもなんなのですが(迷いましたが、敢えて書きます・・・)、以前、無料のドッグランで『狼藉者』に出会い、ちょっと嫌な思いをしたことがありました。


    嫌がるフジ子に何度も何度もマウンティングして、飼い主さんはそれを何度見ても正す気配もなく(というか、一度だけ「だぁめぇよぉ~、○○ちゃんったらぁ~」って、私が犬だったとしても聞かないよ、っていう声で笑って見てあとは全く知らんぷり・・・)、吠え返すことさえせずだんだんと萎縮していくフジ子。何度か意を決してやんわりと引き離しましたがそれでもやっぱり繰り返し駆けあがってくるので危ないし、これ以上ランにいて、ランが嫌な思い出になっても・・・・、と思いこちらが引き上げました。

    すごく楽しみにして行ったのになぁ。 

    犬嫌い?!というか、いわゆる『愛犬家』嫌いになりそうな、経験でした。


    そういう「???」と考えさせられる局面に出くわしたのは、逆に自分が犬を飼い始めてから何度かありました。


    世界中で放送されているシーザー・ミランさんの番組が、いわゆる「愛犬家」団体の反対で日本ではみんなが観れる地上波では放送されないという話も、頷けました・・・・。(いちど、NHKで少し放送されたようなのですが、「愛犬家」の抗議により放送がなくなってしまったそうです。)


    ヨーロッパの国で、街中でも、お世話になっていた家の中でも本当に行儀のよいワンコたちを見ていたので(その家の子たちも、元保護犬でした)、小さいころに実家で猫を飼った思い出しかなかった私は、「ほほぅ、さすがに犬は賢いんだなぁ。」と思っていたのですが(猫も大好きです、念のため)、どうやらそういう問題ではなくて、『犬のしつけ』に関する考え方が、日本は根本的にちがうのだと気が付いたのは、自分が犬を飼い始めてからでした。



    というわけで、話はそれましたが、ドッグランには、ちょっと緊張があったのです。




    今日は、まずはランにはいると、それぞれの飼い主さんが抱っこしながら、「お尻の嗅ぎ合い」のごあいさつ。

    最初は、オーナーさんが誘導してくれました。


    何度か来られている「常連さん」の方々もいらして、それぞれご自分のワンちゃんの年齢や性別、それに性格などを沢山話してくれてとてもフレンドリーに迎え入れくれたので、ちょっと緊張気味の私たちもホッとしました。



    フジ子は、挨拶は喜んでできるのですが、なかなか、そのあとの遊びにはつながりません。

    自分から元気に遊びにいくタイプではないのは、相変わらずのようです。


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    「とことこ・・・・」


    また


    「とことこ・・・・」


    ほんとに、走りません。


    走るときは突然すごーく走る(こともある)のですが、その「スイッチ」が入ることが、かなり稀です。



    他のワンちゃん同士も、元気な子は入ってくるとすぐに追っかけっこしはじめていましたが、その群れから一匹だけ離れた一角で、フジ子は相変わらず一人で「とことこ」を続けています。


    怖がって、飼い主さんの膝に駆け上がって降りようとしなかったり、飼い主さんの足の間に隠れてしまうワンちゃんもいたので、みんながすぐに馴染めるわけでもないですよね。


    人間だって、そうだもの。


    フジ子は、怖がって飼い主のそばにくるという訳でもないのですが、かといって他のワンちゃんにアプローチするわけでもなければ、吠えるわけでもない。


    一人でみんなから離れた一角で「フジ子ワールド」を作って、マイペースに「とことこ・・・とことこ」と探索を繰り返しているようです。



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    様子をみると楽しそうには見えるんですが、なんだか他のワンちゃんのような積極性がないのが気になる。


    でも、顔をみると、とても満足そう。う~ん、これでいいのか?!




    せっかくランにきたのだから、と、「スイッチ」を入れるべく、私が「友達犬」となり走る役をすることになりました。



    「フジ子、走るよ~!」


    というと、嬉しそうに目を輝かせて、


    「おかーさん、遊ぶですね?」


    という顔で、飛んで走ってきました。



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    うーーん、可愛い・・・(なんて、言っている場合ではない。)


    さりげなく、ワンちゃんたちの群れのほうに誘導。


    でも、私が止まると、フジ子も一緒に止まってしまいます。


    そのまま、他のワンちゃんたちの方へ、とは行きません。


    そして、また一人トコトコ歩き再開。 チーン(撃沈)





    そして、極めつけに、私に向かって


    「あそぼーや」ポーズをキメてきました。


    「フジ子、ちがうよ・・・・。おかーさんじゃなくて、お友達と遊ぶんだよ・・・」



    でも、これが「フジ子らしさ」、なのかな。


    思わず脱力している私たちを尻目に、フジ子は、


    「あたい、探検してきますから。」


    と、またマイペースでトコトコ歩きでランの端にある坂を一人(一匹)、ノンビリと登って行きました。


    傾斜を登って探索にでかけるのも、他のワンちゃんの「駆け上がる」のとちがって、何倍も時間をかけて慎重にちょっとずつ、「とことこ、とことこ」と登る姿が、ドッグランにいた他の俊敏なワンちゃんの中で妙にオーパーツ感満載で、笑えます。


    そんな姿がツボに来たのか、そばにいたトイプーちゃんと来られていたお姉さんが、


    「かわいぃ~」って、声をだして笑ってくれました。


    良かったね、フジ子。


    フジ子は、フジ子らしく・・・「のんびり犬、フジ子」で、いいよね。



    夕方になり、さらに沢山のワンちゃんが来ました。



    沢山の大型犬も入ってきたので、フジ子も最初はおどおどしていましたが、やはりランになれていらっしゃる飼い主さんたちが、ちゃんとワンちゃんたちの様子をみながら


    「そろそろ、リード放して大丈夫ですよ。」


    とか、


    「○○のリード、離しまーす!」


    とか、


    声をかけてくれました。


    最初の時は不安でしたが、頼もしいおにーさん達が、


    「何かあったら、自分達ががっちり犬押さえますから!」


    と、声をかけてくれたりしたので、初めての場所でしたが、私たちも本当に安心してフジ子を放すことができました。




    ワンちゃんたちも、ほんとに生き生きとして、元気いっぱい。


    でも、きちんとシツケをされていて、飼い主さんの言うことに注意を向けているのがよくわかりました。

    そしてダメなことはダメと、その場ですぐ正してくれていたので、その場がとても「安定」していたのです。



    フジ子は、相変わらずトコトコ歩きでしたが、フジ子なりに、なんだかとても楽しそうでした。


    ときどき思い立ったかのように、他のワンちゃんのお尻をクンクンしにいったり、でものあと、何もなかったようまたトコトコに戻って行ったり・・・。


    何ということもないのですが、なんだかとても楽しそうに歩き回っていました。



    夕方には、大型犬も含めて10頭以上のワンちゃんが自由に疾走していて、壮観でした。


    そんな中で、私たちも本当にくつろげたのは、ちょっとびっくりでした。



    リーダー犬の風格のあったワンちゃんは、ときどきフジ子を気に掛けるように隅にいるフジ子のそばに来て、クンクンとして、


    「大丈夫か?元気にやってるか?」


    なんて言ってるみたいな仕草で、様子を見に来ては、また群れの中に颯爽と戻り疾走していて、なんだかシーザーさん(シーザー・ミランさん)の番組でみた「The Pack(群れ)」みたいだなぁ~、って、ちょっと感動。


    シーザーさん曰く、「犬の最高の先生は、犬」だそうだけれど、フジ子も、こんな「群れ」でしばらく過ごせたら、すごく「犬らしく」なるだろうなぁ・・・・、なんて思ったり。

    ワンちゃんたちを見ていて、飽きることがありませんでした。


    そして、最初はすごく吠えていたから、「怖いワンちゃんなのかなぁ」、と思っていたワイルドな面もちの男の子は、犬たちの様子をよく見ながらタイミングをしっかり見計らってリードを外してくれた飼い主さんのおかげで、フジ子になんども優しく「アソボーヤ」をして誘ってくれて、ほんとはすごく優しいワンちゃんだとわかって、これまた感動。 

    ほんとうに、飼い主さんの役割って大切だなぁ、と思いました。



    ワンちゃんたちの動きをみていると、一瞬にしてお互いのエネルギーを感じ取り、それをまた一瞬で伝え合っているような様子、衝突を避け、調和をつくっていくというダイナミックさと賢さが、本当に言葉じゃなくてリアルに伝わってきて、ちょっと感動でした。

    犬って、賢いなぁ。


    そして、人間のことも、ちゃんと見ているんだなぁ。


    飼い主1年生、いつまでも「頼りない飼い主で・・・」なんて、言っていられない。


    フジ子のことが、もっとよくわかるように。


    他のワンちゃんのことも、もっとわかるようになっていけるようになりたい。



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    「オトーサンも、『オスワリ』ですよ!」


    ・・・・「後ろからクンクンされるのは苦手」と最初から聞いていたのに、新米のフジ子が何度も後ろからクンクンしちゃって

    でも「いいよ。」って気が付かないフリして、優しく一緒に遊んでくれたももちゃん、ありがとうね。

    上手にオスワリして一緒に写真に収まってくれて・・・・可愛かったなぁ


    沢山のワンちゃんたちに出会えた、ほんとに素敵な一日でした。


    あっという間に時間が過ぎて、オトーサンは、楽しみにしていたカフェの「かき氷」を食べずに帰る時間になってしまいました。


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    陽の傾いた夕暮れ、カフェに面している池から、そよそよ~と、ここちよい風が吹いていました。


    秋も、また素敵だろうなぁ。


    また、来たいです


    ありがとうございました










    テーマ : ワンコ日記
    ジャンル : ペット

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    プロフィール

    Fujicorgi

    Author:Fujicorgi
    犬初心者の我が家に、元保護犬の小さなコーギー「フジ子」(推定3歳)がやってきた。鳴かない、遊ばない、ドッグランでも走らない・・・犬らしからぬ超ゆるゆる犬「フジ子」との犬生活がスタート。試行錯誤しながらの、フジ子との日々をのんびり更新中。

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